読売新聞に当社記事が掲載されました [十四代今泉今右衛門さん、輪島塗復興「支援したい」...福岡で講演]
2024/Feb/15 14:48 カテゴリ: メディア掲載
能登半島地震で被災した輪島塗の復興を支援しようと、色絵磁器の重要無形文化財保持者(人間国宝)の十四代今泉今右衛門さん(61)(佐賀県有田町)が13日、福岡市内のホテルで講演した。隣接会場では全国の伝統工芸作家らでつくる日本工芸会の作品展も始まり、売り上げの1割が同会を通じて寄付される。
自身の作品を解説する今泉さん(右)(2月13日午前、福岡市中央区で)=井上裕介撮影
大型クルーズ船「飛鳥2」を運航する「郵船クルーズ」の主要株主「アンカー・シップ・パートナーズ」の主催。船内には同会所属作家の作品が展示されており、展示品の刷新に伴って、陶芸や漆芸、人形など35点が販売されることになった。
同会副理事長も務める今泉さんは講演で、有田焼の歴史を紹介し、昔ながらの手仕事の意義を解説した。被災地で工房が全焼したり全壊したりしている様子を伝え、「時間はかかるが技術を守ってほしい。できる限り支援したい」と話した。